日記

今日は中華街で食べ放題を食べた
小籠包を刻みしょうがと酢と一緒に食べたのがとても美味しかった

ジョージ・オーウェルの「1984年」、早川義夫の「女ともだち」を読み終えた

1984年は、設定の面白さが光っていた
後世に語り継がれるのがすごくわかる、
ディストピアのお手本みたいな設定である
ちなみに、私が1984年を読みたいと思ったのは、攻殻機動隊でも、平沢進の影響でもなく、「パラノイア」というボードゲームの影響である
https://paranoia.newgamesorder.jp/

ただ、ストーリーはなんだか昔の小説、という感じでとても感動したとか、面白かったという感想は持たなかった

そこはかとない白人主義的な書き口と、女性をただの性的対象にみているような表現が今っぽくないな、と思ってしまう理由だった
あんまりフェミニズムに興味はなかったが、やはり女性ということで多少は意識しているのかもしれない

女ともだちについて
楽家であり本屋さんでもある、早川義夫とその妻「しい子」の別れまでのエッセイ
他の人の書評にある通り全体的にピュアな文章だと感じたが、 筆者の妻や他の女性に対して非常に都合がいい考え方や不真面目さを受け入れるのはとても難しかった
だが、筆者とその妻の中でしかわからない関係性が「神聖」とか「綺麗な」と呼ばれる理由はわかる気がする
それは私たちがいくらエッセイなどを読んで覗き見しても、その全ては理解できないからだ
本の最後の方では、早川義夫の正直な後悔の感情が伝わってきて
思わず電車で涙ぐんだ