キュウ第五回単独「ヒーローは遅れて飛んでくる」を見た

正確には
キュウ第五回単独「ヒーローは遅れて飛んでくる」を見た①
になるかもしれない。

以下、ネタバレを含みます。ネタごとの大きな内容は書きませんが確実なネタバレをしていると思うので何も知りたくない人は読まなくていい文章です。

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そこらへんに転がってたミッフィーを添えて

DVDというものを久々に買ったかもしれない、とHMVを出た時に思い出した。
最近はもっぱらNetfilxやAmazonPrimeなどのサブスクの配信コンテンツやYoutubeTverなどの無料で楽しめる配信を楽しんでいることばかりだ。自分だけでなく周りもきっとそうだろう。見逃した映画を見るにしても、DVDを購入したりレンタルをすることなんて本当に減ってしまった。

そんな昨今の中で絶対に買うと決めているDVDがあった。少し前から追いかけているお笑い芸人、キュウの第五回単独「ヒーローは遅れて飛んでくる」だ。
昨年の年末に彼らのことが気になってから、単独配信をみてあれよあれよとキュウの世界観(というのが正しいのかはわからない、ひとつひとつのネタの構成が様々だから…….) にひき込まれてしまった。
彼らに対しての想いは以下日記にて、一人のオタク視点でぽつぽつ書いている。 

キュウのぴろについて - 日記
キュウの第四回単独「猿の話 〜風は吹かぬが桶屋も儲かる〜」を見たよの話 - 日記
「位の頭を君に贈る」を観た話 - 日記

5月に控えた最新の単独を楽しみにしている中、3月に「ヒーローは遅れて飛んでくる」のDVD発売が発表された。すごい流れだ。私は昨年キュウを追いかけ始めてから単独第一回→第二回→第三回と連続で見て、1月に配信を開始された第四回の単独を見て、という感じできていたのだけど、そのままの熱量をもったまま第五回の単独に触れることができるのが嬉しかった。発売されてから、渋谷のHMVにすっ飛んで行った。
実家から持ってきた埃まみれのPS2を引っ張り出して、午後22時、外から帰ってきた格好そのままでDVDを差し込んだ。

 

以下、単独内容について触れています

前置きが長くなっちゃった!マジで
ここからは「ヒーローは遅れて飛んでくる」を見た私の雑記を書いていく。この単独は今まで以上に興味深い要素が含まれていると思うので、もしかしたらまた気づいたことを別途書くかもしれないが、単独を見た興奮そのままに書いていこうと思います…….いつもそうだなあ

 

全体を通して

面白さと同時に、怖さを感じる単独だった。特に後半の6~9のネタは本当に怖くて、見ている最中に動悸が早くなって怖かった。
何がそんなに怖かったのかと言われるとうまく言葉にできないけど、前半のところどころに挟まれる違和感と後半にぶちこまれた違和感の回収と。それらがネタの中でことばの応酬にまみれて現れていく。前半のなんだ?なんだこの違和感は?という気持ちから、後半はある種予測できる違和感のポイントがどこで出てくるのか?という気持ちにさせられていくというか。わかっている面白さを体験するのと、わかっている怖さの裏切りが緊張感をもたらすのかもしれない。前にもキュウの漫才を

キュウのネタは、なんだか劇を見る楽しさと同じ感情をもたらす。静かに笑う時もあれば、そのテンションを裏切って熱量高くボケてそれに腹をよじって笑う時もある。予定調和があるから、裏切りがある。その人を知っているから、知らないことが面白い。

と日記に書いたことがあったが、本当にそんな気持ちになった。

もちろん、キュウの漫才の中で個人的に好きなポイント(清水の激しいツッコミ?の後のぼそっと出てくる言葉とか、激しい言葉をぶつけられながらもマイペースに話したり言葉を発するぴろとか(※「ヒーロー」など))も楽しむことができて、正直家で一人で見ているのもあってでかい声で「ウワーーー!やば!!!!」とか言っていた。

(ちょっと、DVDを見直して今書いているのとPS2のコントローラーを紛失したので一時停止や巻き戻しができないので記憶に残っている印象でしかないが、合間の曲が後半に連れてやや怖い印象になっていくのもすごく好みである。ローテンションがメインの漫才の中で、笑った後にヒュッと心がフラットになるのだ。)
ここは定かでないのでカッコ書きにします。最初の曲の悪が見え隠れするのもいい。


とくに好きなネタ

あんまりネタの話をするのはよくないなと思うから、ぼやっと書きたい。でも結構言及してしまっているのか・・・?
特に好きだったのは「何もしてない日」「信じらんないヤツ」です。

「何もしてない日」
私は比較的畳みかけてくるネタ(干支など)と清水が割とつっこむようなネタ(ヨーグルトの話など)が好きなのだが、このネタはそのようなジャンルに当たると思う。「何もしてない日」は、例えばPhotoshopのレイヤー機能をみているような気分になる。
剥がして乗せて、というやりとりをシンプルな言葉だけでここまで笑うと思わなかった。「これってこうでは?」というところがちゃんと言及されてるのが、キュウのネタの好きなところだ。

「信じらんないヤツ」
あ〜〜〜〜〜〜〜〜このネタは怖い。怖くてめちゃくちゃいい。
コピーアンドペーストの話だ。ネタを最後まで見るとゾッとした。面白いのと同時にここのネタで緊張感がピークになった。めちゃくちゃ話の流れとして、好きだ。文章とかで見たらウヒョーとなってしまうかも。何度も見たくなるなあ。それしか書けないな。日本語のおもしろいところが出ているという感想を見たが、本当にそうだと思う。


ちょっと気になっていること・今後もっと考えたいこと

キュウの単独DVDはいつも工夫が凝らされている、と聞いた。特に裏面とか。単独を見返しながら、左上にあるネタ順が目についた。5と6の間に電球の線が入っているのが気になる。
「魂」のネタを見た時にぎょっとしたのを思い出す。うわ、と声が出た。私の勘がもし合ってるなら、マジかよと思ってしまうかもしれない。この単独はテネットみたい、と聞いたことあるけれどそれがよくわかる。

そしてこの単独は、この単独で完結するだけではなくピン芸人街裏ぴんく」の単独とも関係ある物らしい。何が関係しているんだ、どうやって関係させるんだ。これについてはその単独も見なければわからないことがあるというのはすごく興味深くて面白い。
別々の場所でリンクしているものがあるというのは、めちゃくちゃオタク心をくすぐられる。
まだ公式Youtubeチャンネルに上がっている、ビフォー・アフタートークを聞いていないので時間をとってこれから聞いていこうと思う。

今までの単独とは違い、まだ消化しきれていない部分がモリモリあるのでまた書きたいことが出てきたら書こうと思います。

以上