春ってマジで気温差やばくてウケる

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下北沢で開催される日記祭に私の本を委託します!→売り切れにより実物見れず
これには流石に笑った。購入してくれた方々、ありがとうございました!嬉しい。

tsukihi.stores.jp

13時くらいに友人を誘って下北沢に行って、日記祭の会場に行った。
友人に私の本を見てもらいたかったし、ツイッターで見かけた本や元々気になってた日記本があるということで行ってきたのだけど、なんかけっこうすぐ自分の本売り切れてました。というか月日さんに委託されてた本は部数の関係上ほとんど無くて、これはイベントの盛り上がりを感じるぜ......とアツさに心をひそかに燃え上がらせた。
出店ブースの方々もかなり盛り上がっており私も気になってた本を買えたり、めちゃくちゃ手の込んでる本を見れたりしてかなりよかった。いつかわたくしも出店側に......

月日は昔付き合っていた彼氏お気に入りの店で、当時はたまに知らない誰かの日記を買ってきているのを見て不思議だな〜と思っていた。けど本を読むことが好きになり、自分で本を出すようになったいまなら気持ちがよくわかる。
知ってる人の日記も面白いけど、知らない人の日記もめっちゃくちゃおもしれえんだな〜!買ったり貰ったりしたもの、大切に読みます。
月日の店舗を久しぶりに覗いたのだが、やっぱ心地いい場所だなと思った。

そこから下北の書店を少し見て、友人と「バックパックブックス」へ。
天気が良くてよかった。散歩が苦じゃないから。バックパックブックス、開放感があり気になってた本がたくさん並んでいて、心の中ではいろんな人が踊っていた。どちらかというとサンバの気分。

代田橋付近をうろうろしていたら沖縄タウンという未知のエリアに辿り着き、なぜここに沖縄料理の店が立ち並んでいるんだ〜!? とはしゃいでいたが、後程友人が町おこしの一環であるという記事を見つけてきてくれてなんかよかった。ちむどんどんまつりというのがあるっぽいので見てみたいですね。
「ちむ」って心のことらしい。みんな知ってた? わたし勉強してないから知らなかった。

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本当にこういうイベントに参加するたびに本を自分で作っている人たちが現実にいて、それを目の当たりにすることができて嬉しい気持ちになる。自分が自分のために、他人のために、何か創作物をつくる。
これ、実は難しい。自分で何かを作り上げたい、この気持ち自体はわりと多くの人が思うことではある。しかし、実際に取り組める体力や気力、時間、アイデア、ちゃんと作り上げたいという気持ち、これらをもって実際に何か形にするのはとても大変なことなのだ。形にするだけでも大変なのに、手に取ってもらうのはもっと難しい。

こういう本を作ることを自主的にしていると、たまに人から「何か文章でやりたいことがあるの?」と聞かれることがある。聞かれるたびにハッとする。私は別に何かを成し遂げたいわけではないのだ。これは本を作っている人全てに該当する話じゃない。なので鵜呑みにしないで欲しいのだけど、私が本を作っているのは「作りたい」からなのだ。
やばいぜ、と思う半分、そういう気持ちを持ってないと創作活動なんて大変すぎてできないよな、とも思う。そんな自分が作った本を手に取ってくれる人たちがいることに、深く感謝をしたくなる。そして自分も人の作った本を手に取りたくなる。もっといろんな本を見つけたい。

なんか晴れの下北沢のはずれが穏やかすぎて、眩しくなった。あったかいってこういうことなんですねという気分になった。