歳とったら月日が早いよね

しばらく書きたいことがなんにも思いつかなくて、ブログを更新するのを諦めていた。
最後に投稿してから4ヶ月も経っている。頭が痛くなるくらい暑かった夏から頭が痛くなるほど寒い冬になってしまった。12月になっても我々は地球の温度に振り回されている。はっきり言って今年は異常だ。

ZINEフェスやら文学フリマの新刊の制作やら寄稿やら、いくつか制作に向き合っていたような気がしていたが精神的に無理くり捻り出しているような瞬間もあって、半年に一回新刊を出していたペースを落とすことにした。
普通に、50ページ前後の短いZINEではあるが半年に一回って制作ペースとしてはわりかし高頻度なんじゃね?と思っていて、次に作るならもっとボリュームが多いものを作ってみたくなったのが一番の要因です。あとは個人的に仕事とか生活がちょっとずつ変化していって、ちょっとだけそっちをこなしていきたいなと思った。文学フリマが開催されるたびに新刊を作って、参加して、いろんな人と関わるのは刺激になっていたので寂しい気持ちもあるのだけど、作ることが目的になってきていて、それがつまらなく感じてきた。この話はこれで終わり。

最近ストレスが溜まったらお菓子作りをしている。バスクチーズケーキ、クッキー、パウンドケーキを作ったが焼き菓子が苦手なようでクッキーとパウンドケーキの出来はあまり良くなかった。というか焼き菓子が好きすぎて、ひねったものじゃないと満足しなくなってきた。
私のこういう王道を外れたい、みたいな悪癖は人生の至る所に散らばっていて、だから今流行りの曲を流されても誰が歌っているか微妙に分からず周りを困惑させている現状にも繋がっている。
すこし前に友人と食事をしていた時に倉木麻衣(さん)の曲が流れてきて、友人は「この曲好きなんだよね!コナンの主題歌だったし」と言っていた。私は曲を聞いただけじゃ分からなかったが、コナンの主題歌と言われてアーティストを察することができた。インターネットにばかり浸かっていたからこうなる。普通に世間知らずで無理。

正直、最近の自分は「無常」という感じで、意味とはちょっと違うけれど自分の楽しんでいたことに入り込めない部分がある。こう書くと脳裏に「鬱」の一文字がよぎるような気がして怖いのだが、気まぐれな自分には良くあるようなことのように思えて、一旦深く考えないようにしている。
この一旦深く考えないようにするというのは、自分の精神を安定させる一つの手段だと私は捉えている。逃げの一手を常に持っていることで、モロにダメージを喰らわないように、くだらないニュースで気を紛らわせているような日々。

物事を真面目に考えるからしんどくなるというか、世界の全ての物事に「自分」というものを真ん中に置いてしまって考えるから、どの話題でも敏感に影響を受けるような状態。
そういう状態を常に持っていると苦しくなってしまうように思う。でも必要な考え方でもあるので、使い所を考えないといけない。
ぼやけた持論すぎて誰にも理解されないような気がするが、案外人間はわかったような感覚になってくれる。