脳の体幹が発達してきた

しばらく感情を揺さぶられるような出来事が起きていない。
嬉しいなあ、とかムカつくなあ、とか思うことはあるけれど、気が狂いそうなほど何かに囚われたり、今まで人生に起きた最悪なことを帳消しにできるほどの幸せも直近訪れていない。ちょっと困っている。

精神に波風立たず安定しているのは基本的には良いことだと思える。小さなことで嫌な気分にならないし、やらねばならないことをやる時に感情が邪魔してこないのはそれはそれは楽なことだった。しかしどんどん、何かを感じる機能が失われていっているような気もしている。これを書いている今も、思っている。
前なら取り憑かれたように小さなことを膨らませてうじうじ書いていたのに、今は書くより前に「こんなこと書いてもな〜」とか思って、この文章を書く前にもう三つも書きかけのごみくずを錬成してしまった。もうそれらの続きを書くことはない。これを書いて公開するのも悩むほどどうでもいい文章にしか見えなくて、ちょっとウケてきた。じゃあ書かないほうがいいと思う。

ここ最近の出来事の少なさと、反比例するように揺さぶるものがないからどんどんマッチョになっていく脳みそを誰かにパンチしてもらいたい。
あー! 私楽しいんです、辛いんです、でも生きていくんです、そうするしかないから。そんな気持ちに誰かさせてくれ〜

そう思っても結局最後は、自分で脳みそを揺らすしかない。どうせ何かを感じてどう思うかを決めるのは自分自身なのだし。
できればめちゃくちゃ辛くなりたい。なんだかんだもう人生終わりですわ! と思ったことも少ないので、そう思ったとき自分ってどうするんだろ〜。自分のことなのに全部他人事の世界だ。

↑こういうこと昔、もう関わってない誰かに言ったら「インプットが必要な時期なんだよ〜」って言われてなんか腹立ったこと思い出した